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お買い物カゴ

第58回 釣れすぎて、自分で釣ってる気がしない釣り竿

『とのさまと海 〜新作落語「殿様と海」より(古典と新作らくご絵本)』 あかね書房 2016年9月発行 32ページ 三遊亭白鳥/作 小原秀一/絵 ばばけんいち/編 リンク 「古典と新作らくご絵本」のシリーズは思い切ったイラストで面白いです。そ […]

第57回 カッパと対決

九州・鹿児島県の種子島の「宝満の池」が舞台のお話です。 河童は、川を主な棲家にしているようですので、淡水魚なのだと思っていたのですが、島にもいるということは、海水も平気なのでしょうか。塩気はカッパには悪そうなイメージなのですが。 「ほうまん […]

第56回 夜のガーゴイルたちは・・

「ガーゴイル」が主人公です。ガーゴイルとは、『建物の屋根やひさしからつきだした、奇怪な人間や動物のかたちをした雨どい』。 昼のあいだ動けず、ずっと屋根の上でいるように作られた彼らには、いろいろ不満があるようです。 「夜がくるまでは」 ブック […]

第55回 きつねの怪しくも美しい行列に魅せられます

「きつね、きつね、きつねがとおる(ポプラ社の絵本2)」 ポプラ社 2011年4月発行 32ページ 伊藤遊/作 岡本順/絵 リンク 大人は見ることができるのに、小さな子どもには見えないものがある。 例えば、たくさんの人がいる向こう側。レストラ […]

第54回 夏の夜のパーティにご招待

暑い夏の夜が舞台の月明かりのもとにすすむ幻想的な物語です。挿絵がとても美しいです。お花・ぼうし・楽器など小道具や鳥・虫たちがカラフルにかわいらしく描かれ、暗い背景の上に明るく浮き上がって見えます。 蒸し暑い夏の夜、ルーシーにたんじょうパーテ […]

第53回 星めぐって楽しむハロウィン

秋の気配がいたします。10月31日のハロウィンを先取り、ハロウィーン絵本です。いつだって読んでもいいとおもうんですが、秋のほうが、フンイキがデルとおもいまして・・。 本来は、古代ケルトの人々のお祭りで、死者を供養し、冬の始まりに備えるという […]

第51回 ひなたぼっこのすばらしさ

「じゃんけんねこ あかね幼年どうわ」 あかね書房 1977年6月発行 佐藤さとる/作 岩村和朗/さしえ リンク 枯れすすきのヤブで、二本足で立って、たっちゃんを通せんぼする、とらねこがいた。 「このやぶに 入ってきたものは おれとじゃんけん […]

第50回 ほんとうのじぶん ってなに?

今回は、内田麟太郎さんをセレクトしてみました。表紙が大変インパクトがある絵本です。タイトルだけでは、さっぱり内容がわからないのがうれしいですね。大胆な挿絵とナンセンスな内容が相まって面白くなっている絵本、とおもいます。 「たまたまたぬき」  […]

第49回 仲間と一緒にすてきな夜を過ごそう

「すてきなよるに」 ブックローン出版(BL出版) 1997年2月発行 32ページ ヴォルフ・エァルブルッフ/作 上野陽子/訳 リンク ヒキガエル・ドブネズミ・コウモリ・クモ・ハイエナ、というあまり光の当たらない動物たちが主人公です。見た目が […]

第48回 じどうしゃでおでかけ

「もりたろうさんのじどうしゃ」 ポプラ社 1969年6月1刷 51ページ 大石真/文 北田卓史/絵 リンク 今回は、のりもの絵本を選んでみました。絵本ではありますが文字が多めです。 もりたろうさんは、60歳の定年を機に、自動車の運転免許を取 […]