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お買い物カゴ

第15回 アメリカ、ゴールドラッシュの少女

「金鉱町のルーシー」 あすなろ書房 254ページ 2000年6月発行 カレン・クシュマン/著 柳井 薫/訳 リンク 1949年、アメリカ東部から、ゴールドラッシュにわく西部カリフォルニアに、母と4人の子どもたちで移住したウィッブル家のお話で […]

第14回 あたまにつまった意志

「あたまにつまった石ころが」  光村教育図書 キャロル・オーティス・ハースト/作  ジェイムズ・スティーブンソン/絵  千葉茂樹/訳 リンク 石が大好きだった作者のお父さんのお話だそうです。石ころ集めに夢中だったので、ポケットの中だけではな […]

第13回 猫の雨の日は23時間の睡眠をとる権利

「まんげつの夜、どかんねこのあしがいっぽん」 小学館 32ページ 2016年発行 朽木祥/作 片岡まみこ/挿絵 リンク 猫はねこでも、山で暮らすノネコが主人公です。 ノネコは訪ねてくれる人がいなくて寂しくてたまらない。とうとう自分で友達を探 […]

第12回 だめな自分という絶望

「となりの火星人」 講談社 222ページ 2018年2月発行 工藤純子/著 ヒロミチイト/装画・挿絵 リンク おのおの悩みを抱える4人の子供たち。 相手の気持ちを慮ることに疎い、かえで 怒りに支配されてしまうことに怯えている、和樹 不安にな […]

第11回 こわいほん

関係ないんですけどわたし結構怪談が好きなんですよね。で、今回ご紹介したい絵本なのですが、怖い絵本は数あれど、ずば抜けて怖い絵本と言えば、コレ。トラウマ絵本の代表(といわれています)「ねないこだれだ」をご紹介いたします。 「ねないこだれだ ( […]

第10回 頭のうちどころが悪かった熊の話

「頭のうちどころが悪かった熊の話」 理論社 134ページ 2007年4月発行 安東みきえ/作 下和田サチヨ/装画・挿画 リンク  なんともすごいタイトルです。ぶっ飛んだ目つきをした熊の表紙絵と相まって手に取らずにはいられないインパクト。こう […]

第9回 むしがすき

「いもむしけむし」 福音館書店 特装版は2003年 澤口たまみ/作・絵 リンク  今回は澤口たまみさんの絵本を取り上げたいと思います。 子供の頃は、蚕でもカエルでもイソギンチャクでもなんでも突っつき回しました。バケツいっぱいにアマガエルを捕 […]

第8回 不器用な愛され熊

「どんくまさん」シリーズ 至光社 1967年から1997年 蔵富千鶴子/文 柿本幸造/絵 リンク 柿本幸造さんというと、まあるいフォルムのかわいいウサギのお話「どうぞのいす」が有名と思いますが、私はあえて言うなら、どんくまさんを思い出します […]

第7回 いじわるにアゲンスト

「いじわるブッチー」 徳間書店 1994年5月発行 バーバラ・ボットナー/文 ペギー・ラスマン/絵 ひがしはるみ/訳 リンク 表紙の意地悪そうな女の子がブッチー。とてもインパクトある少女です。でもブッチーが主人公ではありません。ブッチーにい […]

BOOKMARK14号-最新号発行のお知らせ

海外翻訳小説をお勧めする フリーブックレット 『 BOOKMARK 』を配布しております。翻訳者の金原瑞人さん、三辺律子さん、イラストレーターのオザワミカさんが、毎号、様々なテーマで16点のおすすめ海外小説をチョイスいたします。年に2度の発 […]