「たべてみて! フリーダ・キャプランがひろげた食のせかい」 BL出版 2024年1月発行 32p
マーラ・ロックリフ/文 ジゼル・ポター/絵 福本由紀子/訳
フリーダ・キャプランさん(1923〜2020年)はロサンゼルスの7番街のやさい・くだもの市場で働いていました。あざやかな紫の服を身に着けて働くフリーダの姿は目を引いたそうです。ステキ!アメリカで、バナナ・じゃがいも・トマト・りんごといった果物しか食べられていなかったころのお話です。
フリーダは、何か新しい果物や野菜を試してみてはどうかしら?と考えました。そこで、既存のものではない新しい果物や野菜の販売に挑戦しました。1962年にフリーダは青果会社を立ち上げ、のちに娘さんのカレンとジャッキーも手伝います。
フリーダが紹介した野菜や果物は、こちら!
アーティチョーク、キウイ、シャンパングレープ、スナップエンドウ、マッシュルーム、ヒカマ(クズイモ。食感は梨や生のジャガイモに似ているそうです)、ブラッドオレンジ、チェリモヤ(南米のペルーやエクアドルのアンデス山脈原産。クリーム状で甘い)、そうめんかぼちゃ(金糸瓜)、ヤマナシ、ブラックラディッシュ、レッドバナナ(モラード)、キワノ(ニガウリ・ゴーヤ)、ドラゴンフルーツ、ブッシュカン、マンゴスチン(果物の女王)、スターフルーツ(五斂子)、パッションフルーツ、クダモノトケイソウ(果物時計草)、バントウ(蟠桃。白い果肉と丸く平らな形が特徴的なモモの品種で日本国内での生産量は多くないそう。ぜひぜひ食べてみたい)、ドリアン、ハバネロ(デスソースなるものがあるそうです、怖いですね)などなど。
ハバネロが意外と新しい野菜であるとのことで、ちょっと調べてみたのですが、辛さの度合いを測る単位があり「スコヴィル値」というそうです。辛味成分カプサイシンの刺激の強さを測定するために、現在は化学的な分析をしていますが、以前は人の舌!!を使っていたそうで、エキスを砂糖水に溶かしていって、被験者が辛さを感じなくなった時の倍率をスコヴィル値にしていたそう。ハバネロのスコヴィル値は30万!!、300000スコヴィル。。。おそろしいですが試してみたい。
フリーダは、今まで見たことのない食べ物を味わうことはワクワクすることだと教えてくれました。キウイの食べ過ぎのため、キウイアレルギーになってしまったそうです。私もおジャガが大好きです。煮てもよし、焼いてもよし、蒸すもよし。サツマイモもほんのりした甘みがおいしいですよねぇ。フリーダさんが紹介した野菜・果物に挑戦したいです。お腹が空いている時に読むと、かな〜りつらい絵本でした。
