前見返しから隙間なく元気いっぱいに描かれた絵本です。大胆でカラフルな色使いがとても魅力的。タイトルと表紙の絵ではなんの絵本かわかりづらいですが、きのこの絵本です。 「ほなまた (わくわくたべものおはなしえほん)」 農山漁村文化協会 2008 […]
第111回 はたらく車、働くひとびと
鎌田歩氏の描くカッコイイ働く車・働く人たちが登場するおしごと・のりもの絵本4冊をピックアップしてみました。 「なんでもあらう」 福音館書店 2014年5月発行 32ページ 鎌田歩/作 リンク けんちゃんの自転車、よごれている。きたないままだ […]
第110回 かきねをこえてすぐそこの文化の違いを楽しむ
著者のバルト・ムイヤールトはベルギー王国、挿絵のアンナ・ヘグルンドはスウェーデンの出身です。 ベルギーはオランダ語(フラマン語)・フランス語・ドイツ語の3つの公用語の地域があります。日本で生まれ日本語で育った私には、同じ国で3カ国も使われる […]
第109回 スイスの山の生活
「ウルスリのすず」 岩波書店 2018年11月新版(1973年の邦訳の改版) 44ページ ゼリーナ・ヘンツ/文 アロイス・カリジェ(アロワ・カリジェと表記された絵本もあります)/絵 大塚勇三/訳 原著「SCHELLEN-URSLI」 Sel […]
第108回 生命の樹 チャールズ・ダーウィンの生涯 みっしり緻密な絵本
「生命の樹 チャールズ・ダーウィンの生涯」 徳間書店 2005年6月発行 40ページ ピーター・シス/文・絵 原田勝/訳 原著「The Tree of Life」 Peter Sis 2003年 リンク 博物学者、地質学者にして思索家、チャ […]
第106回 エネルギーと環境 未来のわたしたちは
「はじまりはたき火 火とくらしてきたわたしたち」 福音館書店 2020年1月発行 48ページ まつむらゆりこ(松村由利子)/作 小林マキ/絵 リンク エネルギー問題を扱った本です。 はじまりは雷が落ちたあとに残る火。動物は火を恐れましたが、 […]
第105回 暗闇を楽しむってこと
夜、暗くなって布団に入ります。真夜中にふと目が覚めると、しんと静まり返って家の中は静か。そんなときに限ってトイレに行きたくなっちゃったりして、暗闇が怖くて行けない・・ということが幼いときにありました。みなさま覚えがあるのじゃないかとおもいま […]
第103回 奇祭 タコ蛸章魚!
「おたこまつり そうえんしゃ・日本のえほん」 草炎社 2006年8月発行 吉村竹彦/作・絵 リンク 空想のお祭りです。 海に住む・八本足の・タコヤキに入ってる・食べるとおいしい、あの「たこ」をお祭りするお話。 「おたこさん」が海からあがって […]
第101回 スモンスモンが旅をする。
ゴンゴン星に住む、スモンスモンが、トントンに乗って、ロンロンを探しに行く、というものがたりです。 スモンスモンって、トントンって、ロンロンってなに?とおもわれるでしょうが、読んでいるうちにわかる、不思議な絵本です。その意味不明な言葉はさほど […]
第99回 雪が降ったらテンションマックスですよね
「ゆきのひ」 偕成社 1969年12月発行 32ページ エズラ・ジャック・キーツ/作 木島始(きじまはじめ)/訳 「THE SNOWY DAY 」Ezra Jack Keats 1962年 リンク 気温が高くて体がしんどいので、涼し気なタイ […]
