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BOOKMARK15 最新号発行のお知らせ

BOOKMARK15 最新号発行のお知らせ 面白い海外文学・翻訳小説をご紹介したい、お勧めしたい。そんなフリーブックレット 『 BOOKMARK 』を配布しております。 翻訳者の金原瑞人さん、三辺律子さん、イラストレーターのオザワミカさんが […]

第64回 路地裏の一本道で出会う怪異

以前もご紹介した「古典と新作 らくご絵本」シリーズです。噺家の柳家喬太郎さんの新作落語が絵本になっています。都市伝説をネタにした落語です。昔流行った都市伝説なので、小さな人にはちょっとわかりづらいかもしれませんが、落ちでホロリとくる良作。落 […]

第63回 どろぼうのどろぼん

「どろぼうのどろぼん」 福音館書店 2014年9月発行 280ページ 斉藤倫/作 牡丹靖佳/絵 リンク 警察の取り調べ室から話がはじまる児童文学は、あんまりみたことないようにおもいますね。そこからすでに引き込まれてしまいます。設定は不思議で […]

第62回 八方にらむ迫力ある猫

今日は、猫絵本をご紹介。 カイコガという虫は、幼虫から成虫になるため、サナギになりますが、その時、マユ玉を作ります。細い糸を口から吐き出し、丸長のかたちのマユを作りますが、これが美しい絹の生地のもとなのです。おかいこさまとよばれ、昔から大事 […]

第61回 夜にみまわるこびと

「みまわりこびと」 講談社 2014年10月27発行(原著は1960年) 25ページ アストリッド・リンドグレーン/文 キティ・クローザー/絵 ふしみみさを/訳 リンク 大事にすると、農場をまもってくれる小人のおはなしです。スウェーデンでは […]

第60回 白い狐の歴史ファンタジー

「白狐魔記1 源平の風」 偕成社 1996年2月発行 221ページ 斉藤洋/作  高畠純/挿絵 リンク 今回は、歴史ファンタジーをご紹介いたします。 野生の生物たちが、生きていくうえで一番警戒すべき生物「人間」。人間の矛盾する考えや行動に興 […]

第59回 夜のあいだに

ターコイズブルーの闇夜に輝く月、そしてちょっとブキミなフクロウの表紙に惹かれ、手に取りました。夜のあいだに、いったい何が起きるのでしょうか。 「夜のあいだに」 ゴブリン書房 2019年6月発行 42ページ テリー・ファン/作 エリック・ファ […]

第58回 釣れすぎて、自分で釣ってる気がしない釣り竿

『とのさまと海 〜新作落語「殿様と海」より(古典と新作らくご絵本)』 あかね書房 2016年9月発行 32ページ 三遊亭白鳥/作 小原秀一/絵 ばばけんいち/編 リンク 「古典と新作らくご絵本」のシリーズは思い切ったイラストで面白いです。そ […]

第57回 カッパと対決

九州・鹿児島県の種子島の「宝満の池」が舞台のお話です。 河童は、川を主な棲家にしているようですので、淡水魚なのだと思っていたのですが、島にもいるということは、海水も平気なのでしょうか。塩気はカッパには悪そうなイメージなのですが。 「ほうまん […]

第56回 夜のガーゴイルたちは・・

「ガーゴイル」が主人公です。ガーゴイルとは、『建物の屋根やひさしからつきだした、奇怪な人間や動物のかたちをした雨どい』。 昼のあいだ動けず、ずっと屋根の上でいるように作られた彼らには、いろいろ不満があるようです。 「夜がくるまでは」 ブック […]