ゴンゴン星に住む、スモンスモンが、トントンに乗って、ロンロンを探しに行く、というものがたりです。 スモンスモンって、トントンって、ロンロンってなに?とおもわれるでしょうが、読んでいるうちにわかる、不思議な絵本です。その意 […]
年: 2020年
第102回 よるのまんなか、静かな夜に目を覚ますおはなし
よるのまんなか、ちょうちょも ありんこも ゆめのなか。 よるのまんなか、くさもきも みいんな みんな ゆめのなか。 みんな眠っている静かな夜に、目を覚ました「れいぞうこ」「かまきりくん」「みずたまり」「あかちゃん」「チュ […]
第103回 奇祭 タコ蛸章魚!
「おたこまつり そうえんしゃ・日本のえほん」 草炎社 2006年8月発行 吉村竹彦/作・絵 リンク 空想のお祭りです。 海に住む・八本足の・タコヤキに入ってる・食べるとおいしい、あの「たこ」をお祭りするお話。 「おたこさ […]
第104回 中学生へのアンケートとその回答の物語
「Q→A(キューエー)」 講談社 2016年6月発行 244ページ 草野たき/著者 リンク 「現在仲のいい友だちはいますか?」「自分の両親は好きですか、嫌いですか?」「おつきあいしている異性はいますか?」「将来の夢はなん […]
第105回 暗闇を楽しむってこと
夜、暗くなって布団に入ります。真夜中にふと目が覚めると、しんと静まり返って家の中は静か。そんなときに限ってトイレに行きたくなっちゃったりして、暗闇が怖くて行けない・・ということが幼いときにありました。みなさま覚えがあるの […]
第106回 エネルギーと環境 未来のわたしたちは
「はじまりはたき火 火とくらしてきたわたしたち」 福音館書店 2020年1月発行 48ページ まつむらゆりこ(松村由利子)/作 小林マキ/絵 リンク エネルギー問題を扱った本です。 はじまりは雷が落ちたあとに残る火。動物 […]
第107回 やつらが大活躍なファンタジー、かがやく剣の秘密
個人的なフェイバリット・ブックをご紹介させていただきます。何度も読み返してきました。忘れられない一冊なんです。絶版で手に入れづらいかもしれませんがお許しください。図書館で借りて読むことができるとおもいます。 「かがやく剣 […]
第108回 生命の樹 チャールズ・ダーウィンの生涯 みっしり緻密な絵本
「生命の樹 チャールズ・ダーウィンの生涯」 徳間書店 2005年6月発行 40ページ ピーター・シス/文・絵 原田勝/訳 原著「The Tree of Life」 Peter Sis 2003年 リンク 博物学者、地質学 […]
第109回 スイスの山の生活
「ウルスリのすず」 岩波書店 2018年11月新版(1973年の邦訳の改版) 44ページ ゼリーナ・ヘンツ/文 アロイス・カリジェ(アロワ・カリジェと表記された絵本もあります)/絵 大塚勇三/訳 原著「SCHELLEN- […]
第110回 かきねをこえてすぐそこの文化の違いを楽しむ
著者のバルト・ムイヤールトはベルギー王国、挿絵のアンナ・ヘグルンドはスウェーデンの出身です。 ベルギーはオランダ語(フラマン語)・フランス語・ドイツ語の3つの公用語の地域があります。日本で生まれ日本語で育った私には、同じ […]